セラピストの仕事をしようと思ったきっかけ

私は、セラピストの仕事をする前、医療従事者として働いていました。

私のことを孫のように可愛がってくださっていた入院患者さん（以後、おじいちゃん）がいました。
やがて、おじいちゃんの容態は会話が難しくなるほど悪化していきました。
ある日、おじいちゃんの手のむくみがひどく、 痛々しく感じた私は思わず、さするようにおじいちゃんの手をマッサージしていました。
すると、かすれた声で「気持ちいいな」とおじいちゃんは声を発したのです。
これが私が最後に聞いたおじいちゃんの声となります。

「癒したい」そう思って施したマッサージ。
実は私が癒されていたことに気付かされたのです。
すごく気持ちがよく、不思議な感覚でした。
まるであったかい球体に囲まれる感覚。
触れることの大切さ、そして癒しはお互いに共鳴するものだということを、おじいちゃんが教えてくれたのだと、思っています。

この後、医療の仕事を退職し、本格的にセラピストの道へ行くことを決め、結婚をするまでの7年間 リラクゼーションサロンで働きました。

顔のコリをほぐす施術との出会い

私は20代の頃から、肌荒れや乾燥肌に悩み、保湿にとにかくこだわっていました。
保湿ジプシーでした。
子育てに追われ、いつ顔を洗ったのかもわからない・・・

慣れない子育てに体力的にも精神的にも疲れていた30代。

以前から悩んでいた肌トラブルに加え、疲れ切った顔を鏡で見たとき 老け込む自分の印象に愕然としました。

「こんなはずじゃなかったのに・・・」

思い通りにいかない中で知ったのが「顔のコリをほぐす施術」でした。
これまで私がやってきたコリにアプローチをする手技に共通するものを感じすぐに体験しに行ったのです。
「スキンケアはしなくていい」と言う言葉と、顔のコリをほぐす新しい手技。
そして、何よりもとても癒されたんです。
顔のコリだけではなく、心にも大きな安心感が生まれた感覚にとても感動しました。

そして、すぐに技術を学び始め、
資格取得後はサロンを始めようと決意しました。

２０１８年６月
総合的な全身のコリほぐしのサロンをオープン。

ずっと医療の道にいるはずだった私。
何かに導かれるように、癒しに魅力を感じ「触れることは生きること」を伝えながら、健康と美と癒しのサポートをさせて頂いています。

疲れないんですか？とよく聞かれますが、不思議なことにむしろ癒されるんです。

小顔や美肌など見た目からも変わっていきますが、基本は中身がすごく大事です。
まずは、自分自身をゆっくり癒し、心の声に意識をする時間を作ること。
触れることによる暖かさを感じ、癒されてください。

凝り固まった筋肉やコリをほぐし、
自分の内面と向き合うお手伝いをさせていただきたいと思います。